F1 ヨーロッパGP ヴェッテルが久しぶりのポール・トゥ・ウィン!! 最終盤でオーバーテイクを見せた可夢偉が7位入賞!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_final

まず予め言っておきますが、現在表示している順位はレース終了直後の順位であり、現在バトンら9人のドライバーがセーフティーカー時のピットストップで審議の対象となっています。ペナルティの可能性もあるため暫定の順位となっています。審議の結果が決まり次第、当記事にて追記、あるいは結果の差し替えをいたします。

(1:50追記)

9人のドライバーにそれぞれ5秒加算のペナルティーが決定いたしました。これによりブエミが8位から9位に、デ・ラ・ロサがノーポイントに転落、その下のペトロフも加算対象となっているため、その下のロズベルグが10位に繰り上がると言う形です。可夢偉の上4人も対象となっていましたが、このペナルティによる順位変動はありません。

予選でレッドブルがフロントロー独占を果たしましたが、今回のレースは明暗を分けてしまいました。ヴェッテルは終始トップを譲らず、ポール・トゥ・ウィンでしたが、ウェーバーはスタートダッシュに失敗し、さらに10周目にはロータスのコバライネンと追突してしまい、宙を舞うほどの大クラッシュでした。一歩間違えたら命に関わるだけに、無傷ですんだのは何よりです。

2位のハミルトンは途中、セーフティーカーをオーバーテイクしたことによりドライブスルーペナルティとなってしまいましたが、ポジションを変えず、ヴェッテルとの差が広がっただけとなりました。それからファステストを連発しヴェッテルとの差を詰めながらもポジションを守り抜き、ポイントリーダーの地位を守りました。

フェラーリは今回、散々のレースとなったと言うほかありません。予選では4-5の好ポジションで、レースも序盤、ともに1つポジションを上げたのですが、セーフティーカーでのピットインにつかまりアロンソは9位、マッサに至っては2戦連続のノーポイントとなってしまいました。

可夢偉は今回大活躍でした。セーフティーカーではピットに入らず、3番手まで上昇。終盤までピットに入らず、さらにバトンのプレッシャーにもめげず3番手をキープしながらの走行は見事でしたが、その上を行くのがファイナルラップでアロンソとブエミをオーバーテイクでした。過去にオーバーテイクを仕掛けたことによるリタイアがあっただけに心配していましたが、今回は見事と言うほかありません。

次戦は2週間後、イギリス・シルバーストーン!!