F1 ハンガリーGP レッドブルの意地を見せつけた!! ウェーバーが今季4勝目でドライバーズランキングトップに立つ!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round12_final

レッドブルの強さが発揮されたレースと言えますが、ヴェッテルは速さはあるのですが、細かいミスが多いように見えました。それに比べて、ウェーバーは2番手からヴェッテルのピットでトップに立つと、それを維持するように安定したレース運びを見せた印象でした。レッドブルは速いのですが、それを強さに昇華することができるかと言うのを今回のレースで考えさせられました。

それを生かしたウェーバーは今回はさすがと言うほかありません。チャンスやSCをうまく生かし切って今期4勝目、ドライバーズランキングも逆転し、いよいよ初のワールドチャンピオンが現実味を帯びてきたと言っても良いでしょう。

アロンソも中盤以降、ヴェッテルのプレッシャーに苛まれましたが、それでも封じ込め、2位を確保しました。

可夢偉は見事と言うほかありません、予選18番手、さらにペナルティで5グリッド降格処分を喰らい、最後方の23番手からスタートという羽目になりましたが、それにもめげず14台抜き、ポイント圏内の9位でフィニッシュ。チームメートのデ・ラ・ロサの7位フィニッシュと比べると若干劣る印象がありますが、後方からの追い上げは見事です。

最終版では元チームメート同士のミハエルとバリチェロのバトルはしびれましたが、途中でミハエルがバリチェロをコンクリートウォールに追いやろうとした危険行為で次戦のベルギーGPで10グリッド降格のペナルティを科せられることとなりました。

レース序盤で大波乱があり、コース上にパーツが落ちていたことによりSCに、そのSCの間のピットストップではクラッシュもあり、タイヤが外れたりとありました。後者のタイヤが外れたのはメルセデスのロズベルグですが、審議の対象となっています。

(7:45追記)

上記の審議の結果はルノーとメルセデスの両チームに5万ドルの罰金が課されることとなりました。

F1サーカスはいったん4週間の夏休み、8月27日に再開となります。次戦は伝統のベルギー、スパ・フランコルシャン!!