F1 ベルギーGP スパウェザーの大波乱の中、ポイントリーダーのウェーバーがPP獲得! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round13_qualifer

「雨の予選」は何度もあるのですが、その中でもスパの雨はめまぐるしく変わっていくもので、「スパウェザー」と呼ばれるほど。その猛威は予選でドライバーたちを苦しめました。

その中で下馬評が芳しくなかったレッドブルのウェーバーですが、雨が降る前にベストタイムをたたき出し、PPを獲得しました。ただ、今回はマクラーレンやルノーも速さを見せていることもあり、さらにトップタイムをたたき出した後、部分的な雨(1コーナーだけ雨が降っていたと言う事態)により他のドライバーはトップタイムをたたき出せなかったと言うことあって、運という要素もあったのかもしれません。

ウェーバーの後ろにはハミルトンとクビサがつきましたが、何と言ってもクビサの速さは見事という他ありません。夏休みの間に大規模なアップグレード+話題のFダクト導入により格段に速くなりました。クビサは荒れたレースにも定評があります、しかも2番手にはこちらも荒れたレースに強いハミルトン、決勝に期待です。

日本勢は…可夢偉はQ1でスパウェザーの餌食となってしまい、ノックアウト。左近は最下位脱出となりましたが、21番手という位置に。しかしミハエルの前戦のペナルティにより、それぞれ1グリッドずつ上がることは確定しているのでそれだけ幸いなことですが…(ミハエルはバリチェロに対する幅寄せの罰により今回10グリッド降格処分。ちなみにミハエルは予選11番手)。

さて優勝予想と行きましょう

本命:ハミルトン

対抗:バトン

要注意:クビサ、ウェーバー

荒れたレースに強いドライバーが勝つと言う予想です。どちらにせよ決勝も雨の予報が出ています。めまぐるしく変わっていく中で戦略だけではなく、自らの運も勝負の要素になることは間違いありません。