結果は以下の通り。(「F1通信」より)
残り2戦の最初はヴェッテルが決めて今季4勝目を挙げました。ウェーバーも2位に入り、どちらもチャンピオンの可能性を残したという結果でした。コンストラクターズはこの1-2フィニッシュで最終戦を残して確定させたので、後はドライバーズタイトルを残すのみとなりました。
で、ドライバーズランキングは以下の通り(5位まで)。
1.アロンソ 246pt
2.ウェーバー 238pt
3.ヴェッテル 231pt
4.ハミルトン 222pt
5.バトン 199pt
アロンソは無難に3位フィニッシュ。ランキングもトップを維持して最終戦のアブダビに望みをつなげました。とにかく表彰台に立てさえすればチャンピオンを手にすることができるので、予選では上位グリッドを狙い、表彰台を狙って淡々とした走りを見せればチャンピオンになります。確か2006年もそういったことがありましたね。その再現となるでしょうか。
ハミルトンは辛うじてですが望みをつなげました。しかしトップとの差は24ポイント。アロンソがリタイアしても、ウェーバーやヴェッテルもいることを考えると絶望的ですね。奇跡を信じるしかありません。
予選後、武装強盗集団に襲われそうになったという事件で難を逃れたバトンですが、奇跡は叶わず、ここでタイトル争いから脱落してしまいました。
可夢偉は予選12番手、決勝でも立ち上がりは15位と苦しみましたが、終盤はやってくれましたね。10位フィニッシュで連続してポイント獲得となりました。同じく下位に沈んだマッサ戸は違い、オーバーテイクショーを見せ、存在感を見せつけたと言っても過言ではありません。チーム残留は決まっていますが、それ以上に上位のチームに移籍ということも後々あるのではないかと思わせる様な走りでした。
次戦は最終戦、ドバイ・アブダビ!! ドライバーズタイトルは誰の手に!!?