思わず「嘘!!?」と想ってしまうようなタイトルである。
しかし1日に1回とまでは言わずとも生きている中で回数は問わずして嘘をついた事はある。それが無意識、もしくは意識的に行ったとしても、である。子どもの頃「嘘をついてはいけない」と教わった人も多いと思うが、悲しきかな大人になっていくうちに「嘘」という言葉で塗り固められた世界にはまることとなる。
ただ「嘘」を一括りにしても、人を騙す・陥れる・滅ぼすようなどちらかというと「たちの悪い嘘」もあれば、人を助ける・喜ばせると言うような嘘もある。
本書は嘘をつく心理、嘘の付き方から、「嘘」の歴史に至るまで、あらゆる「嘘」について紹介している。もしかしたら本書に書かれていることが「嘘」となったら笑いものであるが。
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