「男と女」、同じ人間であるが、身体的特徴から思考まで異なる。よく「女友だち」や「男友だち」など異性の友だちを作っているという話しをよく聞くが、異なる特徴を持つものだからでこそ通じあえるものがあるのかもしれない。
ちなみに私はというと中学・高校・大学と、部活・サークル柄、「女友だち」が多かった。当時はごく自然なものだと考えていたのだが、今となっては「どうして女友だちができたのだろう」について意識し始めてきた。
そこで本書であるが、本書はむしろ女性がどのように「女友だち」とつきあえばよいのかについて書かれている。女性は同姓の友だちづきあいは多い一方で、気まずくなるととことん気まずくなってしまう。
本書はそうならないため、もしくは女性がもっと友好な「女友だち」をつくったら良いのか、について約1000人の女性たちの調査を元にして示している。
調査を元にして…と言う所である程度信憑性は出てはいるものの「果たしてそれは有効なのか?」と訝したくなる様な一冊でもある。とはいえ、女友だちに限らず、自分自身の思考や性格は自分自身の歴史の他に、友だちの量や質によって変化が起る。そういう意味で考えるとタイトルにあるような事は案外当たっている様にも見える。
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