「TEAM NACS」を始め多くの芸能人が所属をしている「CREATIVE OFFICE CUE」である傍ら、「水曜どうでしょう」で「ミスター」として活躍し、映画監督や放送作家などを行っている鈴井貴之の小説デビュー作と言える一冊である。
巻頭と巻末には故郷である北海道赤平市を背景に、自らのエッセイも綴っている。ミスターと言えば「水曜どうでしょう」もさることながら北海道のバラエティ番組界では大きな旋風を吹かせている。例えば「おにぎりあたためますか」や「1×8いこうよ!」などの番組がそうである。
本書を読んでの直接の感想はミスターがつくったドラマや映画はいくつか見たことあるが(「銀のエンゼル」など)、それとよく似たような雰囲気を醸していた。
「もしも本書の中にある作品がドラマになったら…」
と言う考えもした一冊だった。
コメント