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2011年3月

冒険としての社会科学

当ブログは主に書評を行っているが、いくつかカテゴリーに分けての書評も行っている、ブログの左にあるカテゴリーを見ていただければ幸いだが、主に「人文」「社会科学」「理数系」「文芸・評論」「ビジネス」と分けている。私の読書傾向からこの5種類に分類しているが、私の所の「社会科学」は主に「社会問題」「政治」と言った本に分類している。前身の「蔵前トラック」でもそれらの類はずっと書評し続けているのでなじみ深いと […]

タイガーマスク運動、どう思う?

ブログネタ: タイガーマスク運動、どう思う? 昨年末から、今年始めにかけて「伊達直人」という名前で各地の施設にランドセルなどを送るという出来事がありました。正直、「タイガーマスク」と言われると、実在する「初代タイガーマスク」、本名佐山聡氏がやっているのかと思ってしまいました。。 ちなみに佐山氏はこの出来事が起こる以前から慈善活動を積極的に進めており、プロレスを通じて社会を活性化するという信念の下で […]

榊原式シンプル思考力

情報があたかも濁流のように氾濫し、かつ複雑化している時代からでこそ「シンプル」に考える力が必要であるという。 しかし「シンプル」に、とは言っても単細胞のように考えろと言うのではなく、時には論理的に、時には水平的に「わかりやすく」かみ砕いていく事が重要である。そのことによって複雑に物事が絡んでいた物も解きほぐしていくことによって「シンプル」な答えを見いだしていくことができる。 本書は「ミスター円」と […]

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

先日「ツイッターノミクス」について書いたとき「ウィキノミクス」の続編の位置づけといえる、と書いたことを覚えている。「ツイッターノミクス」がでる前に「ウィキノミクス」によるウェブ革命とはいったい何なのかについて、私はこれまで知らないでいた。当然「ウィキノミクス」は読んだことはなかった。 「ツイッターノミクス」が出る遙か前に「ウィキノミクス」が旋風を巻き起こした。その現象とはいったい何なのか、そしてそ […]