いよいよGWが始まる。その後には梅雨のシーズンが始まり、やがて暑い夏を迎える。その季節になると「海水浴」が盛んになるシーズンである。この季節になると家族連れ、あるいはカップルで海水浴に行くという機会も多い。
そこで本書である。本書は「海水浴」そのものの歴史や習俗についてスポットを当てた一冊である。
「海水浴」の言葉自体は明治時代に入ってから生まれたのだが、その前には「塩湯治」など医学的な行為、もしくは宗教儀式にまつわる清めの儀式で海に浸かると言ったことが中心であった。
明治時代に入ってレジャーとしての「海水浴」が広がったのだが、元々は西欧文化を取り入れていく中で取り込まれた。本書ではわずかだが西欧の起源についても取り上げられていたが、いつ頃から海水浴が行われていたのか詳しく知りたかったのが本音である。
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