MONTH

2011年4月

1万人市場調査で読み解く ツイッター社会進化論

本書はtwitterの市場を読み解きながらtwitterが社会に関してどのような変化を及ぼしたのか、について考察を行っている。 日々のつぶやきをはじめ、ニュースや広告など、twitterは多岐にわたって活躍を遂げてきた。とりわけ大きい者では東日本大震災での救援物資や安否確認、そして救助などが挙げられる。その一方でデマや嘘情報など「玉石混淆」とも言えるのだが…。 とはいえウェブをはじめ、「情報」や「 […]

成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ

高度経済成長、「失われた10年」、戦後最長の好景気、リーマンショックと経済が善し悪し問わず流れていったのだが、「失われた10年」以降は経済的な成長が鈍化、もしくは後退をしている。景気と言うよりも「成長」という課程で「成熟化」したと言える時代となったといえる。 本書は経営で言う「成熟期」を迎えた日本でどのように経済、国家を運営していけばよいのかを考察しながら提言を行っている。 「成長」や「前進」と言 […]

2011年 F1中国GP 終盤でハミルトンがヴェッテルをオーバーテイクし、今季初勝利獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より) 今回はタイヤ戦略もあり、KERSもあり、そしてそのことによるオーバーテイクありといたれりつくせりのレース展開でした。 圧巻だったのは52周目、3ストップだったハミルトンが、2ストップ作戦のヴェッテルをオーバーテイクしトップに立った所です。これまでは「速さ」が中心に上がっていたのに対し、「戦略」と「技術」で封じたという構図となりました。「F1は速さだけではない […]

2011年 F1中国GP ヴェッテルが3戦連続PP獲得 そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より) フリー走行の3回を見てもこの状況は当然と言えば、当然といえば当然の結果ですが、予選でも戦略によって大きく左右される、またはトラフィックについても考えさせられる予選でした。 絶好調のヴェッテルに対し、フリー走行ではあまりパッとした活躍がなかったウェーバーは戦略ミスが祟りまさかのQ1落ちとなってしまいました。後列からのスタートですが、上海は抜きにくいコースではな […]

2011年 F1中国GP フリー走行1・2回目結果

仕事の関係でUPが大変遅くなってしまいました。 あのマレーシアGPから1週間、第3戦目の中国GPがやってまいりました。この2戦ではKERSやDRSと言った最新機能ばかりではなく、ピレリタイヤによるタイヤ戦略も目玉となった2戦でした。 この2戦ではヴェッテルの2連勝でポイントでも独走態勢に入りつつある今、誰が連勝街道を食い止めるのか、それともヴェッテルが開幕3連勝をもぎ取るのか注目です。 さてフリー […]

組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ

「組織」は会社のみならず、国、地方行政、公共団体など、大小はあるものの必ず存在する。おそらく人生において「組織」に触れたり、関わったりすることが必ずあるだろう。 必ず関わる「組織」であるからでこそ、どのような「組織」でありたいか、というのは組織の数だけパターンはある。しかしそれでは「船頭多くして船山に登る」という諺があるとおり、方向性も指し示すことができないまま組織の結束力などが低下してしまう。 […]

預言

本書を紹介する前に、「予言」と「預言」の2つの言葉の違いを紹介したい。 「予言」・・・未来の物事を予測して言うこと。また、その言葉。 「預言」・・・キリスト教で、神託を聴いたと自覚する者が語る神の意志の解釈と予告。また、それを語ること。(いずれも「goo辞書」より) 本書はタイトルにあるとおり後者のことを指しており、9.11事件以後の世界をフィクションという形で映した作品である。 「9.11」と「 […]

大失業時代

今まさに「大失業時代」と言っても過言ではない。リーマンショック以後には内定取り消しや派遣切り、リストラなど働く人にとってはマイナスとなるような話が飛び交い、かつ日本の消費もいつも以上に冷え込んだ。ようやく回復しだした時に追い打ちとなる東日本大震災が起こった。これにより、とりわけ製造業では操業停止、もしくは計画停電による減産を余儀なくされるなど雇用状況は深刻な状況に陥ったままとなってしまっている。 […]

私たちには物語がある

著者は「八日目の蝉」をはじめ様々なベストセラーを世に送り出した作家の約6年間の読書遍歴、及び書評について取り上げられている。私もSEである傍ら書評も行っている。一方でどのような職業が書評を行うとどのような本を取り上げたり、どのように本を評価していくのかが気になるところである。本書は「ベストセラー作家」という視点では本をどのように見ているのかについて見て行こうを思う。 Ⅰ.「本のある世界でよかった」 […]