2011年 F1イギリスGP 雨の波乱を制したのはレッドブル!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_qualifying

レッドブル速し……と言いたい所ですが、今回のレースは大クラッシュが起こるような波乱ではなく、雨が降ったり止んだりでなかなかコースに出られないと言う意味で、どちらかというと地味な波乱含みの予選でした。

とりわけQ3では全車1回だけのアタックで順位が決まるという展開となってしまいました。実質1発勝負となってしまったからには戦略もあるのかもしれませんが、コンディションもコンディションだったと言うことも考えられます。

その中でレッドブルは速かったのですが、3-4にいるフェラーリ勢も急速に追いついてきた感があります。3番手のアロンソも2番手のヴェッテルとは0.085秒差という僅差でした。4番手にもマッサがおり、決勝ではレッドブル対フェラーリの戦いも楽しみです。

可夢偉も久しぶりにQ3進出でしたが、実質1発勝負の中での勝負強さを見せつけてくれた、と言っても良いのではないでしょうか。8番手であればポイント獲得もありますが、自己ベストも射程圏内、あわよくば表彰台も見えてくるようなポジションにいます。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ウェーバー

対抗:アロンソ

要注意:ヴェッテル、マッサ

決勝戦の天候は「晴れ 時々 曇」の予想です(シルバーストーンサーキットに近い主要都市である、ブライズ・ノートンの天気による)。

好天でドライコンディションも見込まれますが、周りの年では雨の予報もちらほら出ています。もしかしたら突発的なウェットコンディションも予想されるため、天候の関係から波乱のレースになる事もあります。

いちおうドライコンディションと仮定して予想を立ててみましたが、フェラーリとレッドブルの速さはかなり近づいてきています。その中でウェーバーが逃げ切れるかが大きな鍵となりそうです。アロンソもウェーバーの隙を逃さないので、ウェーバー、アロンソ、ヴェッテルの三つ巴戦が期待できるかもしれません。