2011年 F1イギリスGP アロンソがレッドブルの猛攻を逆転し、今季初勝利!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round9_final

これまで8戦はレッドブルかマクラーレンが優勝する、という形でしたが、ようやくフェラーリがようやく初勝利を挙げました。アロンソはこれまで予選は上位の位置にいたのですが、レッドブルの性能が圧倒的だったことにより、ついて行けないと言うようなことがありました。

しかし今回は違いました。フリー走行・予選・決勝とめまぐるしく天候が変わる、というのもありましたが、ルール変更もあってかフェラーリが有利に展開していけるような状態となりました。決勝ではヴェッテルのピットトラブルを尻目に逆転を果たし、そのまま差を広げての優勝でした。これでフェラーリの94年から続いている年間1勝以上の連続記録を「18」に伸ばしました。一瞬の隙を見逃さなかったアロンソの勝負強さが光ったレースでした。

レッドブル勢は今回2-3フィニッシュだったのですが、内容的には「散々」でした。ヴェッテルはピットストップでタイムロスを喰らい、折角守り続けてきたトップを逃してしまい、ウェーバーも出遅れてしまい、最終版にはチームメート争いを演じたのですが、チームオーダー発令によりあえなく3位となってしまいました。

散々と言えば可夢偉もそうです。今回は追突を受け、マシンにダメージを負ってしまい、さらにはピット後のヒヤリとした場面が仇となり10秒ピットストップペナルティー。極めつけはエンジンブローによるリタイアでした。開幕戦では失格があったのですが、リタイアは今季初。悪いことが続かなければいいのですが…。

次戦は2週間後、ドイツ・ニュルブルクリンク!!