結果は以下の通り。(「F1通信」より)
トップ争いは、というと序盤はアロンソがヴェッテルやマクラーレン勢を見事にかわし、トップを獲得。しかし後方では多重クラッシュとなりSC導入の波乱のレースに。(このクラッシュで一気に6台がリタイアとなった)
しかしSC解除後には小競り合いはあったもののヴェッテルがオーバーテイクし、そこから見ての通り1度もトップを譲ることなく完勝。ポイントランキングも2位のアロンソとの差を112ptに広げたことから速ければ次戦にもチャンピオンが決まる様相となりました。
トップ争いがこのような中、見せ場をつくったのがハミルトンとミハエルのチャンピオン対決、もといメルセデスエンジン対決と言われる競り合いでした。前半と中盤にて抜きつ抜かれつの争いでしたが、同じメルセデスエンジンであるだけに、後は空力とドライバーの技術という戦いはなかなかシビれました。
可夢偉の活躍は…というと、今回は多重クラッシュの煽りを受けフロントウィングを破壊され、そしてギアボックストラブルでリタイア。リベンジと誓っていただけに残念なレースとなってしまいました。モンツァは昨年は1周もできずにリタイアしていただけに相性が悪いサーキットという印象を植え付けられてしまった。そんなレースだったように思えます。
次戦は2週間後、シンガポール・マリーナベイ!!