2011年 F1日本GP ヴェッテルが僅か1000分の9秒のバトルを制しPP獲得!! そして可夢偉も大活躍!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round15_qualifying

今回は見所満載の予選でした。フリー走行で言っていたクラッシュによる波乱は起こらなかったものの、可夢偉の活躍と接戦の戦いで興奮しきりの予選でした。

可夢偉がこのQ1でトップタイムをたたき出し、予選Q2でもライバルであるスーティルとの勝負で僅かに勝利し、久々にQ3進出となりました。フリー走行では13番手・16番手と振るわなかったのですが、肝心となる予選では見せてくれるところは昨年の日本GPを彷彿とさせるようでした(個人的にはQ3の走りも期待していたのですが)。10番手と好位置となりましたが、決勝でもこの勢いに期待をしたい所です。

※ 23:23 追記
予選Q3では可夢偉を含め4台がノータイムでしたが、審査委員会によると可夢偉がタイム計測を試みていたとして、10番手から7番手に繰り上がったそうです。7番手は自己ベスト。

ヴェッテルは今季12回目のPP獲得でしたが、今回ほど薄氷のPP獲得は無かったように思えます。ヴェッテルが速くなかったのではなく、むしろ「第二の母国」と呼ばれるほど思い入れのあるバトンの速さが光り、ヴェッテルを肉薄したのではないか、と思います。フリー走行でも言ったのですが、バトンはチャンピオンの可能性は残っているとはいえ絶望的と言うほかありません。しかしかすかな望みをつなげるためにもこの日本GPを優勝する必要があるだけに、優勝への執念は並々ならぬものがあるでしょう。

さて、優勝予想と行きましょう。

本命:ヴェッテル

対抗:バトン

要注意:ミハエル、可夢偉

今回の決勝は予選と同様かそれ以上に見所が満載と言っても過言ではありません。

・ヴェッテルのチャンピオン獲得か、あるいはバトンが渾身の走りで阻止するか。
・そして10番手スタートの可夢偉は久々のポイント獲得と昨年の再来なるか。
・過去6度優勝しているミハエルも鈴鹿を知り尽くしたドライバーで、どのようなオーバーテイクを見せつけるのか。
・そしてKERSやDRSの新機能が難攻不落の鈴鹿でどのようなオーバーテイクを演じてくれるのか。

列挙するだけでもきりがありません。決勝は明日の15:00からスタートです。