結果は以下の通り。(「F1通信」より)
昨シーズンのアブダビGP以来続いていたレッドブルのPP記録がついに止まりました。あわや史上初の同一チーム全戦PP獲得となるかと思いましたが…
それでも連続記録は16でしたか。最強と謳われたウィリアムズ・ルノーは1992年~1993年シーズンまで24戦連続の記録(1992年フランスGP~1993年日本GP)だったことを考えると、それには及ばない記録でしたが、それでもレッドブル、そしてヴェッテルの強さとしての大きな証明になってくると思います。
その牙城を崩したのが、ここ最近では物議を醸しているハミルトンでした。ここ最近ではヴェッテルやバトンの影に埋もれてしまい、ベストなシーズンと呼べなかったのですが、来シーズンに向けて大きな一歩となるPPを獲得しました。決勝でも日頃の鬱憤を晴らす様なレースを期待したい所です。
可夢偉は予選14番手。チームメートのペレスよりは前とはいえ、ひさびさのポイント獲得を期待するしかありません。
さて、優勝予想と行きましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ハミルトン
要注意:バトン
ここ最近のヴェッテルは速さもあるのですが、同時に「安定感」も強く出てきています。そうでなければ日本GPでチャンピオン獲得はできなかったでしょう。今シーズンが始まってリタイア0ですから、安定した力でハミルトンに打ち勝つという戦いとなりそうです。
反対にハミルトンは在りし日の堂々としたレース展開が要求されます。少し前のレースのように他車とイケイケの状態で審議にかけられるレースとなってしまっては目も当てられなくなります。もしかしたらマクラーレンにとどまることすらできなくなるかもしれません。そういった意味ではこのレースは大きな試金石となりそうです。