水野俊哉様より献本御礼。
ビジネスの場でもプライベートの場でも「会話」はつきものである。その会話を一工夫することによって「選ばれる人」になるのだという。本書はその「選ばれる人」の会話や話し方など、コミュニケーションの方法を「女子アナウンサー(以下:女子アナ)」の立場から55のルールにして伝授している。
Chapter1「「いつも選ばれる人」になる女子アナ流「会話」ルール」
まずは「会話」である。会話をするにしても様々なタイプの人がいる。無口の人や気難しい人などとの会話や初対面の人との会話などの方法が取り上げられている。
経済界の人物よりもスポーツ選手を引き合いに出すところが多いように思える。
Chapter2「心をガッチリつかむ女子アナ流「話し方」ルール」
話し方であるが、本章の冒頭には「お天気お姉さん」について取り上げられているところが印象的である。
それはさておき、「話し方」にしても、表情や内容、表現と言ったことが重要視するのだという。本章ではそのことについて取り上げられている。
Chapter3「相手の想いがあふれ出す女子アナ流「聞き方」ルール」
次はコミュニケーションの中での肝となる「聞き方」である。相手の話のリアクションなどの反応や雰囲気、目配り、態度などが取り上げられている。
Chapter4「一歩踏み込んだ会話ができる女子アナ流「質問」ルール」
「質問」とはいってもシンプルなもので、「朝何を食べた」や「趣味は?」と言ったものからはじめ、会話のトリガーを引くことで、会話を盛り上げることができるのだが、本章では、それだけではなくストーリー仕立てにしたり、想いを汲んだりする事によって会話の質を掘り下げることができるという。
Chapter5「5秒で夢中にさせる女子アナ流「初対面」ルール」
仕事の場で「初対面」の人に会うことは少ないが、プライベートだと「初対面」の人と会うことが多い。印象や話し方など、「第一印象」をいかによくすることができるのか、と言うのを本章では紹介している。
Chapter6「最高のあなたになる「いつも選ばれる人」のルール」
最後は「いつも選ばれる人」である。「話し方」と言うよりも、「印象」や「口癖」が中心となる。
「話し方」や「会話」一つで相手の持つ印象を変えることができる。相手は変わらなくても、自分の会話や話について意識的に変えることができると、自然と相手の印象も変わってくる。インタビューや取材など「コミュニケーション」を数多く経験してきたからでこそ、そのことがよくわかるという。
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