ついに2011年F1シーズンも残るはブラジルGPのみとなりました。ブラジルGPは日本からみてちょうど「地球の裏側」と呼ばれるところにあり、2014年にはワールドカップ、2016年に夏季オリンピックの開催が決まり、現在、上昇気流にある国として知られています。
「サッカー大国」として知られていますが、ルーベンス・バリチェロやフェリペ・マッサ、ブルーノ・セナなどF1ドライバーを多数輩出しております。「音速の貴公子」として知られたアイルトン・セナの母国でもあり、ブラジルとF1は切っても切れない関係にあります。
昨年や今年ではないのですが、チャンピオンが決まる場所としても有名でライコネンやハミルトンはここでチャンピオンを決めました(とくにハミルトンのチャンピオン決定の瞬間はすごかった…)。
ちょっと長くなってしまいました。それではフリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
1回目はウェーバー、2回目はハミルトンがトップタイムをマークしました。全体的にみれば特に主だった波乱もなく、まずまずの展開だったように思います。
さて、PP予想と行ってみましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ウェーバー
要注意:バトン、ハミルトン
もうすでにご存じの方もいるようですが、今季ヴェッテルは14回PPを獲得しており、これは1992年にナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ルノー)が達成した記録と並んでおります。従って今回PPを獲得すると、19年ぶりにこの記録が破られる快挙を達成します。ライバルを何度も抑えてPPを獲得しているだけに、達成できる可能性は十分にあり得ます。