年末恒例ランキング2011 vol.6 「F1レース」ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、そして今年最後の記事となる「F1レース」ランキングです。

今季は19戦と2005年シーズンに並んで最多タイの開催となりましたが、今シーズンはヴェッテルのシーズンだった、と言っても過言ではありません。PPもナイジェル・マンセルが記録した14PPを塗り変える15PPを獲得いたしました。年間の開催数もあるとはいえ、記録を塗り変えただけでも大きな出来事です。

そしてシーズン後半には失速したとはいえ、可夢偉の活躍も際だっていました。下位ポジションのスタートからオーバーテイクショーを見せたのも印象的でした。

今回はレース内外で印象を受けた、選りすぐりのGPを3つ紹介いたします。

第3位:バーレーンGP

本来は今季は20戦開催される「はず」でした。しかし今年の初頭にかけてエジプトを発端とする大規模デモが相次ぎました。2月末にはバーレーンにも大規模デモが飛び火し、開催中止にまで追い込まれました。開催されなかったGPですが、F1はどうして中止になっtのか、国々としてのF1は何なのだろうかを考えさせられる出来事でした。

第2位:オーストラリアGP

こちらもレースではなく、むしろレースが始まる前の日本に対しての各ドライバーのメッセージが感動的でした。実質的な開幕戦となったのですが、折しも東日本大震災が起こった後のことでした。

第1位:モナコGP

伝統のモナコですが、今季前半戦における可夢偉の大活躍を象徴するレースでした。このレースの予選で可夢偉は12番手スタートでしたが1ストップ作戦が功を奏したのもあるのですが、徐々に順位を上げ、最終周でウェーバーにオーバーテイクされるものの5位フィニッシュを獲得。今季最高の順位でフィニッシュとなりました。もっともモナコは日本人ドライバーにとって「鬼門」と言われており、過去にポイントを獲得したのは中嶋一貴(2008年)のみでした。そこで5位を獲得できたことは前半戦のハイライトといえるシーンと言えます。

さて、2011年も残すところ、あとわずかとなりました。今年の蔵前トラックⅡも相変わらず、書評にF1にと書き綴り続けていましたが、毎日欠けることなく投稿できたのも、応援してくれるファンがいるから、その人ことにつきます。もう1000日以上連続して投稿し続けていますが、私が続けられる限り、ブログ記事をUPし続けていく所存です。

どうか「蔵前トラックⅡ」を、来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願い申しあげます。

「蔵前トラックⅡ」管理人:蔵前

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