花の冠 ~ 震災から一年、今も咲き続ける絆と言う名の「花」

―2011年3月11日 14時46分
日本全土が揺れ、東北で大津波に遭い、多くの命が失われ、家々も失った。
「安全」といわれた原発もメルトダウンを起こし、故郷を失った人々もいる。
地震や津波、それはありとあらゆるものを失ってしまう。
その失ったところに咲く一輪の花。
その花はやがて大輪の花へと広がり「花の冠」となる。
そこには「津波」も「地震」も、「震災」も「がんばろう」もない、
心に花を咲かせる「詩」がここにある。
そう、「絆」という名の花を―。
まもなくあの震災から1年を迎える。
震災直後から咲かせた「絆」という名の「花」は日本だけではなく、海を越え、世界中に咲かせている。
そしてそれが「冠」となり、今も復興を願って咲き続ける。
あれから1年―
「今、私(たち)ができること」
それを改めて問い直すときが来ている。
そして、著者のできること、それは「詩」を通じて皆の心の花を咲かせること。
そのことを体現している。
一日も早く、「もの」と「心」の復興を願って・・・。