波乱のオーストラリアGPから1週間、戦いの地は赤道直下であるマレーシア・セパンにやってまいりました。F1としても有名なレースですが、国内カテゴリーであるスーパーGTも開催されており、過去にはフォーミュラ・ニッポンも開催された地でもあります。
赤道直下であるため、暑さも半端ではありません。その一方でいったん雨となれば「スコール」といわれる豪雨状態となり、豪雨によりレース途中で中断どころか、そこでレースが終了するケースもあるほどです。
さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
両方のセッションともハミルトンがトップタイムをマークしました。マクラーレン勢やメルセデス勢らが上位に食い込んでおり、調子の良さを窺わせます。
可夢偉はともに14番手と低迷、さらに2回目はギアボックストラブルと不安要素の残るセッションでした。
さてPP予想といきましょう。
本命:ハミルトン
対抗:バトン
要注意:ロズベルグ、ヴェッテル
フリー走行1・2回目の結果を見ても、ハミルトンがいかに調子がよいかはわかります。PPを取らずしても少なくともフロントロー以内には入るでしょう。(トラブルが無ければのはなしですが)
あとはヴェッテルも1回目は2番手と調子はまずまずと言った所ですが、Q3の最後の最後でトップタイムをマークする、と言うことも何度もあるので油断はできません。
ちなみに可夢偉は・・・Q3進出は非常に難しいでしょう。Q2通過も五分五分といった感じです。