「波乱」と言われたマレーシアGPから3週間、次なる舞台は経済発展がめざましい中国です。中国GPは2004年から開催されているGPで、今となってはアジアのF1GPを代表する所の一つとなりました。
初戦と2戦目の予選ではマクラーレン勢が圧倒的だったのに対し、マレーシアGPの決勝では予想を大きく覆しフェラーリのアロンソが優勝するとなると、今後のレースもマクラーレン優位ながらも、一波乱、二波乱ありそうな気がしてなりません。
さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
1回目はハミルトン、2回目はミハエルがトップタイムをマークしましたが、1回目は雨が降ったり止んだりするコンディション、2回目もドライコンディションでしたが、ひんやりした気温のもとでのフリー走行でした。決勝は晴れの予報ですが、季節柄暑さはそれほどでもなく、路面温度も低くなることが予想されるため、純粋なスピードだけではなく、タイヤ戦略も鍵となりそうなレースとなります。
さて、PP予想と行きましょう。
本命:バトン
対抗:ミハエル
要注意:ハミルトン、ウェーバー
マクラーレンが優位の様相ですが、ハミルトンがギアボックス交換により5グリッド降格のペナルティが課されるそうです。それとの因果関係はありませんが、PPはバトンが取るのではないか、と思います。ミハエルもフリー走行では良いポジションにいるため侮れません。