2012年 F1中国GP ロズベルグが悲願の初優勝!! 可夢偉はスタート失速も日本人史上2人目のファステストラップを獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round3_final

ロズベルグが参戦7年目にして初めて優勝をポール・トゥ・ウィンでもぎ取りました。

2006年にウィリアムズにてデビューし、その戦いでいきなりファステストラップを獲得、上位に食い込む戦いを毎度毎度見せ、ポディウム獲得も幾度となくしたのですが、肝心の優勝はもぎ取ることができませんでした。

今年メルセデスエンジンは速さもさることながら強さも見せています。メルセデスGPもその例外ではありませんでしたが、ここ一番でマクラーレン等の後塵を拝する結果となってしまいました。今回のレースではチームメートのミハエルがリタイアをしましたが、それでも速さを見せつけたと言っても過言ではありません。

可夢偉は自己ベストの3番グリッドからのスタートでしたが、スタートダッシュでは大幅に遅れ中断に落ちてしまいましたが、周回を重ねるごとに速さを見せつけ、最終的には1989年のオーストラリアGPで中島悟(当時:ロータス・ジャッド)以来、22年ぶりに日本人がファステストラップを獲得しました。スタートダッシュが悔やまれますが、一発の速さは健在であるため、次戦以降どう爆発するかが楽しみです。

次戦は1週間後、バーレーン・サヒール・・・と言いたいところですが、FIAは通常通り開催する発表はしたものの、それに反政府団体が反発し、昨年と同様の大規模デモが起こりそうな様相を見せています。

開催してほしいか、それとも情勢を鑑みて中止すべきか・・・いちF1ファンとしてどちらの答えにしても穏便に事が進んで欲しいと願うばかりです。