結果は以下の通り。(「F1通信」より)
ハミルトンの予選失格で獲得したPPを見事に活かした勝利でした。最初のスタートダッシュでアロンソにインを突かれ、トップを奪われたのですが、24~26周目のピットの間に見事トップを奪い返し、勝利をもぎ取りました。速さではメルセデスやフェラーリに若干劣るものの、マルドナドやウィリアムズの執念が光ったレースと言えるのではないでしょうか。
当ブログでF1に関する記事を取り上げたのは2007年頃、ちょうど「蔵前トラック」だったときです。その時はロズベルグと中嶋(一貴)という二世ドライバーのラインナップでしたが競争力が劣っていた感が拭えなかった時代でした。ウィリアムズは2004年の最終戦・ブラジルGPでファン・パブロ・モントーヤ(当時:ウィリアムズBMW)が優勝してから「優勝」という二文字は縁遠かっただけにチームとしてもこの優勝は大きな意味を持ったことでしょう。
ウィリアムズ全盛期と呼ばれた「ルノーエンジン」をひっさげて来たのですから今シーズンは並々ならぬものがあったのかもしれません。
スタートダッシュではトップをとれたとはいえ、惜しくも優勝を逃したアロンソですが、それでもフェラーリの面目を保ち2位。
可夢偉も9番手アスターとから順位を維持し、コンスタントに順位を上げて自己最高タイの5位フィニッシュでした。
ヨーロッパラウンド開幕戦も前戦までとは違ったドライバーが優勝・ポディウムを獲得しているだけに、どのドライバーにもチャンスがある、と言える様なシーズンと鳴りそうです。
次戦は2週間後、伝統のモナコ・モンテカルロ!!
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