2012年 F1イタリアGP 上位陣が相次いでリタイアを尻目にハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round13_final

ハミルトンが危なげなく、ポール・トゥ・ウィン!を獲得しましたが、見所があったところと言えば、可夢偉のチームメートであるペレスのオーバーテイクショーと言えます。前半だけでも表彰台獲得まで順位を伸ばし、ハミルトンがピットインするときにはラップリーダーにまで躍り出たほどです。

ザウバーのマシン性能もさることながらペレスのテクニックも見事と言うほかありません。一方可夢偉は…、今回はあまり目立った活躍もなく「可もなく不可もなし」と言えるポイント獲得に過ぎませんでした。ただでさえマシン性能の良いザウバーマシンを乗りこなせていないという印象が見受けられており、この状況のままでは来シーズンのシートも確約できない様な状況に陥る可能性が高まります。

もう一つ印象的だったのが、レッドブル2台とバトンがいずれもスピンやマシントラブルなどでリタイアをしたと言うことにあります。ハミルトンは淡々としたレース運びをしており、あまり影響は受けませんでしたが、「フェラーリの聖地」であるが故の「洗礼」を浴びせられたと言えるかもしれません。そう、2006年のアロンソ(当時:ルノー)のエンジンブローのように。

次戦は2週間後!シンガポール マリーナ・ベイ!