結果は以下の通り。(「F1通信」より)
「もはや流れは完全にヴェッテルのもの」と言える様に、上図にもある通りヴェッテルが終始トップを譲らず、見事なポール・トゥ・ウィンとなりました。が、終盤はパーツに問題があったのですが、それ自体もどこ吹く風。チャンピオン3連覇に向けて、また大きな一歩を踏み出したと言える勝利でした。
ランキング2位のアロンソも執念を見せました。
(むしろヴェッテルの優勝よりもあっぱれなのはアロンソの方かもしれません)
序盤にはマクラーレンに抜き返されながらも再び抜き返して3位に、後半はウェーバーとの争いで、見事にKERSを使いこなし、レースを魅せてくれました。ポイント差は7ポイント広げられましたが、傷口は最小限に抑えられたと言えるレースでしょう。
13ポイント差となりましたが、まだまだ3戦残っています。ヴェッテルに傾いている流れをどこまで引き戻すことができるのかがアロンソにとって大事な戦いになるかもしれません。
可夢偉は今回は脇役でした。オーバーテイクするにも速さが足りず、トラフィックに苛まれていた印象が拭えない、またマルドナドの接触もあり審議にかけられてしまった(お咎めなしでしたが)という散々なものでした。
次戦は1週間後、アブダビ、ヤス・マリーナ!!
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