マルコ社 様より献本御礼。
赤ちゃんを授かったときから子育ては始まる。しかし初めて子育てを行うと、いつでも赤ちゃんの事情を優先するあまり、眠れない毎日が続く。赤ちゃんは「泣く」という感情でしか意思表示ができない。子育てだけではない。家事もまた行わなければならないので、生活も不安定になり、イライラが募ってしまう。
安心して子育てを行いたい、という願望は誰にでもある。本書はその願望を叶えるために500人の現役ママへの調査のもと、安心できる子育てについて「寝かしつけ」「授乳」「離乳食」の3つに分けて紹介している。
Part1「赤ちゃんもママも安心の寝かしつけガイド」
生まれたての赤ちゃんの仕事は「寝る」「泣く」「授乳を受ける」の3つである。
その中でも「寝る」はもっとも重要な要素である。しかしながら赤ちゃんは、ママの都合のよいように眠ることはない。数時間に1度、というようなリズムで昼夜関係なく寝たり、起きたり、そして泣く。
特に深夜に泣く「夜泣き」はママたちの悩みの種であるが、赤ちゃんを安心させるための方法も紹介している。
Part2「赤ちゃんもママも安心の授乳ガイド」
赤ちゃんの食事は、時期によるが、生まれたてから1年ほどは授乳である。授乳をするにも赤ちゃんに歯が生えてきて、噛むこともあれば、うまく授乳できず、赤ちゃんが泣き出してしまうようなことさえある。
本章では授乳するに当たってのコツと注意点について紹介している。
Part3「赤ちゃんもママも安心の離乳食ガイド」
赤ちゃんが生後5ヶ月ほど差しかかってきた頃、いよいよ離乳食を始める時期である。その離乳食を与えるにも時期が必要であり、好き嫌い・アレルギー、量など食べるものにも気を使う必要がある。離乳食を与えてもあまり食べてくれなかったり、食べ過ぎるようなことにさえなったりすることがある。本章ではその離乳食の与え方を紹介している。
本書の巻末には放射能から身を守るためのチェックシートを紹介している。放射能から守りつつ、安心して子育てをする基本がここにあり、と言える一冊である。
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