年末恒例ランキング2012 vol.6 「F1レース」ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、そして今年最後の記事となる「F1レース」ランキングです。

今季は20戦と史上最もレース数の多いシーズンとなりました。2週連続になるレースも多く、ファンとしては願ったり叶ったりでしたが、ドライバーやチームにとってはエンジンやタイヤなど頭の痛いシーズン立ったように思えてなりません。

20戦とレースの多い中、前半からめまぐるしく優勝者が変わるなど、地上波放送から撤退したフジテレビにとっては悔しがる姿が目に浮かぶほど面白かったシーズンとなりました。
後半はヴェッテルとアロンソとのせめぎあいもあり、グロージャンのクラッシュもあり、そして可夢偉の活躍もあり、といたれりつくせりのシーズンでした。

その20レースの中で、今回は選りすぐりのGPを3つ紹介いたします。

第3位:中国GP

中島悟以来、23年ぶり2人目のFL(ファステスト・ラップ)を獲得したレースでした。また優勝したロズベルグにとっても参戦7年目にして嬉しい初優勝となりました。
前半戦の可夢偉は予選でも好位置を獲得しましたが、中でも中国GPではマクラーレンやレッドブル勢に引けをとらないほどの強さを見せつけたレースと言えます。

第2位:日本GP

可夢偉が日本人史上3人目となる表彰台獲得となったレースとなりました。
予選は4番手スタートで、表彰台圏内を走っていました。後もう少し速さがあればマッサを抜き日本人史上初の2位表彰台だったのですが、それでも攻めすぎるとあわよくば表彰台を逃すと言った状況であるだけに、したたかなレース運びを見せた印象を受けました。

第1位:ブラジルGP

ヴェッテルが史上初めて初タイトルからの3連覇を達成したレースでした。前半は毎回のように優勝者が変わる大混戦と言われたシーズンですが、後半で連勝を重ね、アドバンテージを得たヴェッテルが確実にチャンピオンをものにした強さを見せつけたレースでした。
この大混戦と言われるシーズンを制すると、もしかしたらミハエル以来の絶対王者体制となるのかもしれません。それを予期さえさせるレースだったと思います。

さて、2012年も残すところ、あとわずかとなりました。今年は普段の生活にまつわる記事は一切書かず、書評とF1だけで更新してきましたが、そこのネタは尽きなかったことで一日欠けることなく更新することができ、おかげさまで1456日連続更新となりました。

そして2013年、「蔵前トラックⅡ」にとっても、私にとっても「大きく変わる一年」しようと思っております。そのために現在、様々な準備を進めていますが、それについては来年、少しずつ発表しようと考えております。

どうか「蔵前トラックⅡ」を、来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願い申しあげます。

「蔵前トラックⅡ」管理人:蔵前