99%の社長がカン違いしていること

あさ出版 吉田様より献本御礼。
大にも中小にも関わらず「企業」と呼ばれる「株式会社」には財務諸表が必要となる。その財務諸表は分析により「経営指標」に使われることが多いのだが、むしろ成功している中小企業は財務諸表で経営分析をしない。もっと言うと会社の数字そのものも見ないのだという。
中小企業は日本にある企業の99%もあるのだが、その中小企業を救うための考え方を提唱している。

第1章「「経営」のカン違い」
「中小企業」と言えど従業員の数は会社によって異なる。本書は従業員30人以下の企業にとって成功するためのことを前提にしている。
本章では経営計画や事業計画、さらには行動計画や会社としての在り方について指摘をしている。

第2章「「会社の数字」のカン違い」
会計は「今」の経営状況を知るための道具に過ぎない。それを材料にすることよりもむしろ「これから」の売り上げをのばす、顧客を満足させることによって成り立つ。利益ばかり着目しても「黒字倒産」という事例が起こっているように、利益ばかりで健全性を求めるのは危険である。(だからといって「売り上げ」だけを見て「キャッシュフロー」を見ないのも同じことであるが)

第3章「「人材」のカン違い」
少数精鋭と言われる社員と社長との関係、さらに社長から社員との考え方として「社員は家族」はあるのだが、それを意識して「かけがえのない会社」として「「働きたい」という環境づくり」「お客様にとって満足できる会社」を皆で築くことが大事であるという。

第4章「「作戦」のカン違い」
売り上げを上げ、利益を得ることが企業にとっての大原則である。しかしその大原則として売り上げを上げるために、「お客様」を集めることがなによりも大切である。その「お客様」のために何をもたらすか、満足できるのかを、小さなことでも「ナンバーワン」になることの意味を本章にて説いている。

第5章「「社長の考え方」のカン違い」
社長として「成功」することの意味、そして成功をするための「常識」とは何か、才能とは何か、など資質や心構えについて説いている。

景気は少しずつ上向いているとは言え、中小企業は依然「不安定」と呼ばれる状態にある、といわれている。その言葉を真っ正面に向き合うのか、それともその景気に関係なく「お客様」に対して、「従業員」に対して満足する、もしくは幸せにできるのかを最優先で考えることができるのか、それが成功している・していない企業ないし社長の差なのかもしれない。

スポンサーリンク