メタボで何が悪い!~男のための「ぐうたら」健康術

今日の健康事情では「肥満=悪」が一般的なものとして伝えられている。その「肥満」は「メタボリックシンドローム(以下:メタボ)」と呼ばれており、国単位でメタボ対策も打ち出しているほどである。
しかし著者にいわせればすべての肥満が「悪」ではないと喝破している。本書はその理由と著者なりの健康法について取り上げている。

1章「肥満がすべて悪いわけではない」
メタボの基準として日本肥満学会をはじめとした医学会で2005年春に基準を以下の通り決めた。

「ウェスト周囲径 が男性 85cm以上、女性 90cm以上で、以下のうち2項目以上に当てはまる場合、
1.トリグリセリド値が150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値が40mg/dL未満
2.最高(収縮期)血圧が130mmHg以上、または最低(拡張期)血圧85mmHg以上
3.空腹時血糖値が110mg/dL以上」(「健康情報ホームページうらりねっとの「メタボリックシンドロームの診断基準」」より)

ウェストの大きさの基準はあくまで日本の基準であるのだが、世界に裾を広げてみるとそれぞれ異なる。
その検査のなかで以上がみつかり「メタボ」と診断されて、急に生活習慣を変えようとしても、忙しい世の中ではなかなか変えることはできない。

2章「こってりした食事が好きな私がしたこと」
著者は「こってりした」ものが好きであるが、それでもやせることができたという。それは単純に、

「ゆっくり、よく噛んで食べる」(p.90より)

ことにある。確かに肥満の要因は早食いも原因として挙げられており、素早い摂取は体が受け付けられず、内蔵脂肪として返ってくることもよく健康にまつわる話でいわれている。

3章「ちょっとだけ健康になれる11の方法」
メタボ状態から急に健康になることは非常に難しい。
しかし緩やかなスピードで少しずつ健康になることはできる。運動にしても、週間にしても「ぐうたら」な性格でもできるような方法が11個紹介されている。忙しくてもできるようなものもそろっているため、メタボを気にしている方は1つやってみると良い。

4章「間違いだらけの健康情報」
今となっては書籍やTV、雑誌のほかに、インターネット上でも情報はでてきている。医学界の権威と呼ばれる人から、あたかも民間療法と呼ばれるような素人の人からの健康情報まで流布されている。本章では玉石混淆にある情報の中で正しい健康情報を選べば良いのか、についてサプリメントを引き合いに出している。

私たち日本人の多くは「健康」を求めたがる。求めたがることによって様々な情報を得るのだが、正しく、かつ自分のライフスタイルに合わせた形で進めていくこと、そのことが健康な自分になるための第一歩である。本書はその方法論の一つを提示している。

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