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2013年5月

生き残るメディア 死ぬメディア 出版・映像ビジネスのゆくえ

メディアは変化しつつある。その変化はインターネット、とりわけSNSや動画共有サイトが出てきてから顕著になり始めた。最近では新聞やTVが滅びると主張する本まで出てきているほどである。 しかし新聞も、TVも、雑誌も、紙の書籍も無くなることは無いと思う。しかしそれらは様々な形で「変化」を起こさなければ、生き残ることは非常に難しいのも事実としてある。 さらに言うとメディアをつくる人でも新しい「価値」を提供 […]

携帯電磁波の人体影響

最近ではスマートフォンが急速に出回っていることから携帯電話はものすごい勢いで進化をしている。携帯電話が一般に出回り始めたのがだいたい1990年代あたりだが、その時は心臓ペースメーカーが異常動作する関係から優先席付近で携帯電話を切るような決まりが作られた。ただ前述の通り携帯電話は進化をしているのだが、今度は「周囲の迷惑」という理由から「優先席付近で携帯電話は禁止」というルールは変わっていない。 話は […]

誰でもデキる人に見える 図解de仕事術

著者の多部田様より献本御礼。 考え方や物事を伝えるための有効手段として「図解」が存在する。その「図解」を仕事で用いられる機会は数多くあるが、それ以外にもキャリアや転職、人生について問題解決をしたいときにも「図解」は使えるツールとして役立てられる。 本書は「図解改善士」が問題解決するための図解メソッドを伝授している。 Chapter1「図解de認められる」 コミュニケーションが苦手、論理的に話すこと […]

いのちのレシピ―死の淵から生還した奇跡の“食”ヒストリー

人間のみならず、動物に欠かせないものとして「食」が挙げられる。その「食」は食物、あるいは食べ方によっては薬にもなり、毒にもなる。 本書は中でも死の淵に陥った時に救ったレシピを紹介し、かつ玄米菜食のレストラン「ローゼンケラー」や「マキシム・ド・パリ」などのレストランやクラブのエピソードを交えて綴っている。 第1章「レストラン・クラブとの邂逅」 著者は大阪・北新地に「ラモール」というクラブを建てた。1 […]

私はコーヒーで世界を変えることにした。

ポプラ社様より献本御礼。 コーヒーに惚れ、ひたすらコーヒーを愛し、最高のコーヒーを求め続け、コーヒーで世界を変えるビジネスを行う。しかも著者の肩書きは「コーヒーハンター」である。 これほどまで「コーヒー」に恵まれ追求した方は誰一人見たことがないと言える。コーヒーへのこだわりは、やがて仕事へのこだわりとなり、それが本書にして結晶化された。その著者のコーヒーに書けた半生を見てみよう。 第一章「コーヒー […]

群れない力~「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣

おそらく本書ほど、エッジの立ったビジネス書はなかなか見かけない、と言える。 amazonのページを見ても、賛否双方の感想が多いというのも珍しい。それだけ「問題作」と言えるような一冊である。 著者もそれを自認しているようで、本書の帯には「WARNING」として注意書きが記されているほどであり、「危険なビジネス書」と標榜している。 ではその中身とはなにか、本書は成功するための人間関係術である。ではその […]

フランス的クラシック生活

私は大学生の頃にオーケストラのサークルに所属していたことだけあって、クラシック鑑賞は今でも趣味となっている。それ以前にも吹奏楽を行っていた経験もあり、その関連からクラシックに関わっていた。それに関連しているせいか、本書を手に取ってみた。 本書はフランスで生まれたクラシック、というよりもフランスとクラシック音楽との関わりについてフランス人の著者がクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」を通じて語って […]

高校野球って何だろう

今年の選抜高校野球は浦和学院が初優勝した。埼玉の高校がセンバツで初優勝したのは45年ぶりの快挙となったという。決勝は9年前に初出場初優勝を遂げた済美高校は惜しくも準優勝となってしまった。これから約4ヵ月後には「夏の甲子園」と呼ばれる「全国高等学校野球選手権大会」が開催される。そのなかでどのようなドラマが生まれるのかわからないのだが、わからないからでこそ楽しみと言える。 しかし、高校野球は甲子園だけ […]

メタボで何が悪い!~男のための「ぐうたら」健康術

今日の健康事情では「肥満=悪」が一般的なものとして伝えられている。その「肥満」は「メタボリックシンドローム(以下:メタボ)」と呼ばれており、国単位でメタボ対策も打ち出しているほどである。 しかし著者にいわせればすべての肥満が「悪」ではないと喝破している。本書はその理由と著者なりの健康法について取り上げている。 1章「肥満がすべて悪いわけではない」 メタボの基準として日本肥満学会をはじめとした医学会 […]

「自己啓発」は私を啓発しない

「自己啓発」という本や教材、セミナーは今も昔も存在する。人間関係や仕事について悩む人が、藁もすがる思いでありつくものである。自分自身も「自己啓発」に関する本を読み、書評をしたことはあるのだが、あくまで「心構え」を知るだけで、それを実行して、実感を得たことはほとんどなかった。 著者は、「マグロ船」で有名な方であるが、「マグロ船」に乗る前後で人間関係に悩み600万円もの大金をつぎ込んだという。しかしつ […]