著者の内藤様より献本御礼。
心の悩みは誰にでもある。「このままで良いのか」「これからどうするのか」という悩みを持つ、俗に言う「モヤモヤする」という感情に陥ってしまうのだが、その「モヤモヤ」について「3つの色」でもって解決するのだという。本書は「3つの色(カラー)」と「心理学(サイコロジー)」を合わせた「カラコロジー」として「色」から生まれる「心」のシグナルを伝授し、悩みについて解決に導いている。
序章「あなたのシグナル・カラーを発見する~カラコロジーが教える、人生を動かす「色」とは?」
「3つの色」というと語呂合わせでも最適であり、色そのものも「光の三原色」と呼ばれる様に「色」を司る根源は「三色」にある。何十・何十万色と色はあるものの、三色それぞれの濃淡によって決まる。しかも本章で紹介される色は「赤」「青」「黄」の3つであるが、よく見てみると信号の色と同じである。さらに本章では心の「カラー・チェック」としてちょっとした心理チェックがある。
「赤」の章「愛いっぱいの大好きな自分になる」
「カラー・チェック」を終えたら結果を一つずつ見ていく。また結果のなかでもさらに詳しい心理チェックや結果が盛り込まれている。
最初は「赤」だが、簡単に言えば「相手に対する感情」を表している。また「相手に関する感情」であるが故に「愛」や「満足」と言う言葉も連想できる。また「情熱」の色であり、「怒り」そのものを表す色としても用いられる。
「青」の章「言いたいことが言える・天職に出会える」
「青」は「赤」とは対照的に「内向的」「後退」のイメージを持つ。自分自身や心の中身について表現を上手く表現することができず、くすぶっているような状態のことを指している。それは過去の体験がそうさせてしまっており、「進化」そのものを阻害している場合もある。
「黄」の章「「自分らしく確かな私」へ」
黄色は信号で言うと「注意」である。別にある噺家のことを指しているわけではない。
それはさておき、「注意」と意味している以上、進んで良いのか、止まって良いのかわからない現状にある人を指す。簡単に言えば「優柔不断」と言うべきか。その「優柔不断」の理由には、自分自身の「迷い」はもちろんのこと、相手の利害関係から来る「迷い」もある。
とにもかくにも、自分自身の「色」を何なのかを知ることから始まる。「赤」「青」「黄」のどちらかが偏っていたり、全色均衡がとれていたりと人それぞれである。自分自身の「色」を知ることで、どのような対策が必要なのかがわかってくる。その対処法は大まかなものであるが、自分自身のこれからの行動指針にするには十分である。
コメント
蔵前さま
内藤です。さっそくに拙著を評していただき、ありがとうございます。
赤・青・黄色の3色それぞれの色を見出しに着けてくださり、うれしいです!
「自分自身のこれからの行動指針にするには十分である。」と書いてくださったように、
コレ一冊で、なんとかなってしまうよう、書きました。
生き方を不自由にするモヤモヤから解放されて、
自由なこころで生きられる方が一人でも増えますように・・・
取り上げていただき、感謝いたします。
お礼申し上げます
内藤 由貴子
>内藤由貴子様
こちらこそ、お礼ありがとうございます。
自分自身の行動指針を決めるに当たってものすごく参考になる一冊でした!
蔵前さま
そうですか!ありがとうございます。
これからもぜひ、行動指針を決めるために 参考にしていただけたらうれしいです。
何かあれば、そのつど読み返して参考にしていただけたらと思います。
おそばに置いて時々使ってやってください。
ありがとうございました。
内藤由貴子
>内藤様
こちらこそありがとうございます。