年末恒例ランキング2013 vol.4 「ビジネス」本ランキング

今日のランキングは「ビジネス」本のランキングです。今年は67冊取り上げました。最近はビジネス書はあまり取り上げないことから昨年より少なくなるだろうと思いましたが、よくよく調べて見たら昨年と変わらずでした。主に知り合いの本が多かったように思いました。

今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。

第5位:フリーランスで食っていきたい!

一昨年あたりから「フリーランス」になる人が増えて行っているそうなんですが、フリーランスの仕事に対してどのような心構えが必要か、そして仕事の流れとは何かと言うところを掴んだ一冊です。

第4位:[図解] 電車通勤の作法

「電車通勤士」という肩書きは初めて見ました。首都圏に多いのですが、電車通勤は悩みの種にする人も少なくありません。特に痴漢冤罪などの温床にもなることもあります。その際にどのような作法があるのかを示しているとともに、一つ一つの手法が痛快に思えた一冊でした。

第3位:企画のプロが教える「アイデア講義」の実況中継

「アイデア」を出すことに関する本は色々とありますが、本書は他の本とは違い、実際に行われた研修を実録して、アイデアの組み立てから企画書の落とし込み方に至るまで、実践形式でやっている珍しい一冊です。アイデアを出しても企画書に落とし込めない方であれば必見ですね。

第2位:若者よ、だまされるな! 一番弟子とドラ息子の運命も変えた。カリスマ車いす社長 魂のメッセージ

大阪を中心として福祉用品を販売している会社の社長ですが、この方も筋ジストロフィーによって首から下が動かない状態で車椅子生活を送っています。車椅子生活でありながらも社長業を続け、そしてラジオ放送で若者に向けてメッセージを送り続けているからでこそ、出てくる一言一言がビシビシと伝わる一冊です。

第1位:群れない力~「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣

今年取り上げた本の中で最もエッジの効いた本は、本書でしょうね。日本人は群れる生き物ですが、その潮流がTwitterやFacebookにまで波及して行っています。しかし「群れる」と言うことは自分自身で生きていく力を削ぎ、賢く生きることができなくなると警鐘を鳴らしています。その意味でエッジがあった分、実りの大きかった一冊と言えます。

次回はいよいよ最後「人文」本ランキングです。