チャンスの神様と出会う方法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
チャンスは誰もが平等にやってくる。それを受け取る・取れないはあなた次第である。しかしそのチャンスを見つけ出し、つかみ取るまでにはいろいろと知る必要のあるものがあるという。

その一つとして「チャンスの神様」という存在を知り、出会う方法がある。本書はそのことについて伝授をしている。

第1章「身近なチャンスを見つけ出そう!」
チャンスは身近なところに転がっている。それを探し、見つけ出すためには、内容はとやかく問うことは野暮である。たとえ「チャンス」と言われているものが、「ピンチ」だと認識されたとしても、である。もちろんそのチャンスを見つけたとしても、それを拾うためにはネガティブになってしまうと、拾うことすらできなくなる。そのために「ポジティブ」になることも大切である。それは自分に投げかける言葉としても、持つ意識ともにである。

第2章「チャンスをつかんで前に進もう!」
チャンスは時として自分の想像しえない難題を突きつけることもある。しかし可能性はゼロではない。どこかにチャンスをつかみ、成功するための道が存在する。その道を見出し、それに向けての時間を使って進んでいくこと、目先の誘惑や欲望にとらわれず、先にある「ゴール」を目指すことにある。

第3章「チャンスの流れにうまく乗ろう!」
そしてそのチャンスには「時流」をはじめとした「流れ」が存在する。その「流れ」をどのように読むのか、そして読んだ上で、仕掛けをかけるなどの準備をするなどの行動を行う必要がある。また「流れを読む」ということは客観的な視点を持つこともまた大切である。

第4章「自分からチャンスを呼び込もう!」
そのチャンスを飛び込むためには「実行」など行動をすることが大切である。もちろん行動には事業を展開することはもちろんのこと、言葉使いを変えること、さらにはしぐさを変えることもまた必要である。
その「実行」は「アウトプット」と呼ばれているのが、その対となす存在として「インプット」がある。その「インプット」は読書が挙げられている。もちろんアウトプットをすることによって、変化が生じるのだが、それは小さいことである。しかしその実行で得られる「小さいこと」の積み重ねによって、大きな「変化」になる。
もちろんそういった積み重ねにはあらかじめ「目標を立てる」こと、「自分から変わる」ことも重要な要素の一つである。

第5章「チャンスにいっぱい愛されよう!」
チャンスに愛されるために、行動と言うよりも立ち振る舞いが重要になってくる。もちろんセミナーや講演会などの行動もあるのだが、それ以上にチャンスに恵まれるためには、自分の道を「自分で」選択することが必要である。

チャンスをつかむことは自分自身が考え・決めて・実行し続けることが本書で言われている大事なことである。著者もそのことを基軸に昨年秋から「わらじべチャレンジ」を開始し、ほかの事業も展開し、現在に至っているという。チャンスは誰にでも存在するのだが、それをつかみ取るには、自分自身にかかっている。しかしどのようにつかみ、実行できるかどうかわからない。その行動の助力となる一冊が本書である。