2015-11

医学

危険な食品の見分け方

食品というと先月の26日、WHO(世界保健機関)の専門組織「国際がん研究機関(IARC)」が加工肉について発がん性のある物質に指定したことで大きく話題となった。現在もそのことについて議論が白熱しているのだが、かねてから危険な食品の一つである...
国際経済

イエレンのFRB―世界同時緩和の次を読む

ベン・バーナンキの後任として連邦準備制度理事会(FRB)議長に就任したのはジャネット・イエレンであり、2014年の1月に就任した。就任当初はFRB史上初の女性議長として話題となったが、就任して約2年経ち、どのような手腕を振るい、アメリカ経済...
地学・天文学

宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論

宇宙はまさに不思議な世界である。年々解明されてはいるものの、解明するたびに新たな謎が出てきて、議論を呼ぶ。その宇宙はアリストテレスの時代から議論を起こしてきたのだが、その議論の中で人間は宇宙をどのように見てきたのか、そして私たちが映している...
医学

アンチエイジング・バトル 最終決着

高齢化社会に伴い、「アンチエイジング」と言われる健康法が日常茶飯事のごとく紹介されている。しかしその中にはあてにならないものから、想像を絶するような効果をもたらすものもある。しかもそれについての議論も絶えず、一部で泥沼化するほどの不毛な論戦...
国内

迷惑行為はなぜなくならないのか?―「迷惑学」から見た日本社会

迷惑行為というといろいろあるのだが、私の周囲でもそういった行為がちらほら見かける。そもそもなぜ彼らは迷惑行為を行うのか、そしてなぜ一連の行動を「迷惑行為」というのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「なぜ、夜の幹線道路は誰も制...
書評

江戸の風評被害

風評被害というと今でこそ福島第一原発事故に伴う放射能の風評被害が存在する。またほかにも様々なデマなどにより風評被害となり、実害となったケースは数多く存在する。 こういった風評被害は現代独特のものかというと、実はそうではない。実は本書で取り上...
書評

鉄道会社の経営 – ローカル線からエキナカまで

日本は「鉄道大国」と呼ばれるのだが、実際には次々と廃線したり、新しい路線が開通したりとめまぐるしい状況にある。しかし津々浦々に敷設されていても、特に地方では鉄道路線がなく、バスやマイカーでしか行くことができないところもある。 そう考えると鉄...
仕事術

独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

「独創」というとアイデアやひらめきを連想してしまうのだが、タイトルから見てすると、そうではないのだという。では独創はいかにして作られていくのか、そしてその「独創」的なものや考えがいかにして形になっていくのか、そのことについて伝授している。 ...
国内経済

影の銀行―もう一つの戦後日本金融史

日本経済の裏で支える銀行だが、その銀行の中には金融当局の規制や監視を受けない銀行が存在するという。その銀行は表向きの銀行と手を組み利益を拡大し、そして世界経済を揺るがすような存在にまで変貌していったという。その「影の銀行」の存在について本書...
世界史

魔女狩り―西欧の三つの近代化

中世~近世にかけて西欧を中心に横行した「魔女狩り」。18世紀あたりに科学の進化と魔女観・宗教観の変化により一気に衰退し、魔女狩りの概念がほとんど無くなり、完全に無くなったのは戦後間もない1951年、イギリスで「魔法行為禁止法」が廃止されたこ...
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