「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣

著者の横山様より献本御礼。
「運」は左右されやすいが、その運をつかみ取れるか、取れないかで人生や仕事などが大きく変わってくる。そこで本書は運をつかみ取る、いわゆる「運がよくなる」ためにはどのような考え方を身につけ、行動を起こし、習慣に転化するか、そのことを取り上げている。

第1章「運がよくなる考え方」
「運がよくなる」人はどのような考え方を持っているのか、自分自身に対するとらえ方から、占いや遊びなどをどのように織り交ぜていくのか、「考え方」を基軸にして取り上げている。

第2章「運を捕まえる行動」
運は川の流れのように流れるのだが、得るためにはつかみ取る必要がある。そのつかみ取ること、本章のタイトルにある「捕まえる」をどのようにしたら良いのか、その一つとしてチャレンジやスピード、リスクマネジメントなどを伝授している。

第3章「運を呼び込むための自己研鑚」
運を良くする、呼び込むためにどのようなことを行ったら良いのか、自分自身の弱さを知る、失敗をする、感謝をする、観察をする、掃除をするなど様々な角度から習慣づけるためにはどうしたら良いかを取り上げている。

第4章「運が巡ってくるコミュニケーション」
コミュニケーションでも考え方によって運が巡って来り、見放されたりしてしまうことが往々にしてある。その運がよくなる、見放されるコミュニケーションの違いとは何かを比較している。

第5章「運を引き寄せる話し方・伝え方」
コミュニケーションでも聞くだけではなく、伝え方も存在する。その存在する話し方について取り上げている。

運はやってくるものであるといえば否定はしないが、得るためには自分でつかみ取るほかない。そのつかみ取る中でどのような習慣や考え方を持ったらよいのか自らの体験、あるいは周囲の人物を取り上げていっているが、その中で運の良い人の特徴がよくわかる。