DAY

2017年8月7日

ぼくらは夜にしか会わなかった

日常的な小説なのかも知れないのだが、恋愛でもなく、友情でもなく、単なる「出会い」に収斂している印象が強い。 とはいえ、短編でありながらも人の出会いの尊さがまざまざと感じさせられる一冊であり、なおかつ人との出会いがいかに人生に関わっていくのかがよく分かる。もちろん「出会い」と言っても恋愛的な要素もあれば、仕事的な要素、さらには家族的な要素から、友情的な要素まで存在する。 それらの「出会い」がいかにし […]