ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 儲かる会社の会計と経営がよくわかる本

会社にとって会計は根幹を成すものであり、会社の健康状態を知ることができるものである。もちろん会計と言っても「財務諸表」と呼ばれる書類があり、その中には「貸借対照表」や「損益計算書」、さらには「キャッシュフロー計算書」などがある。その会計をいかにして行っていくのか、節税や財務対策をどのように行うべきかを伝授しているのが本書である。

第1章「起業の悩みは「お金」が9割!」
会社を興したり、個人事業を興したりするためには多かれ少なかれお金が必要である。その必要であるお金を調達、あるいは資産を調達するためには様々なことが必要になってくる。もちろん会社・人によっては自己資金だけで事足りる所もあるのだが、多くは銀行などで融資を受けることがほとんどである。その銀行融資を受けるためには事業計画書の作成が必要であり、それでもって厳しい質問を受けることが多い。それを経て資金を得ていく。

第2章「起業のための「会計のいろは」」
得た資金を運転資金とし、会社や事業を運営していく必要があるのだが、その必要のある運営をいかにして行うべきか、会計的な観点で見ていく必要がある。売上や財務状況、さらにはどのようなお金の流れを持っているのか、さらにバランスはどうなのかを見ていくことが大事になる。

第3章「お金が回る「損益計算書」の使い方」
その見ていく財務諸表であるのだが、一つに「損益計算書」がある。そこには売上や経費、人件費など様々な経費の動向をいかにして調べ、経費を削減し、売上を伸ばしていくのかを取り上げている。

第4章「お金が回る「貸借対照表」の使い方」
いくら売上を得たとしても、貸借のバランスがアンバランスになってしまうと、いわゆる「黒字倒産」と呼ばれるような自体に陥る。なぜそれに陥るのかというと「売掛金」がキーポイントになってくる。

第5章「「お金」と「会計」は道具」
お金にしても会計にしても会社のバランスを保つことのための道具である。その道具をいかにして使っていき、会社としての成長をして行くのかそのことを伝授している。

会計は会社や個人事業として非常に重要な要素である。その要素をいかにして活かし、成長の糧としていくのか、そのことを分かりやすく示されている。