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2018年2月8日

100億人のヨリコさん

ある意味で増殖しているような生き物なのかと思ったのだが、実際に大量の「ヨリコさん」が出現して奇想天外な展開を見せるというような物語である。 「フィクション」であるが故のナンセンスさであるのだが、そのナンセンスさがとても小気味よく、なおかつテンポが良かった。 本書はとある大学の学生寮が舞台であるのだが、その舞台にはまさに「個性的」という枠ではとても捉えきれないほどの学生が住んでいる。しかも、その学生 […]