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2018年4月

パン屋の仕事

日本人の主食は長らくご飯だったのだが、近年はパンを主食とする人も多い。もっともパンにも色々な種類があり、食パンからフランスパン、菓子パンから惣菜パンに至るまで様々である。実際にパン屋の方々はパン一つ一つにこだわりを持って、愛されるパンを作っていくようになる。本書は東京・世田谷にある「ベッカライ ブロードハイム」でのパンを中心に取り上げている。 第1章「味わい深いパンを作る」 パンは小麦粉や酵母から […]

アメリカ最後の実験

軍事的な小説なのかと思いきや、本書の表紙にもある通り「音楽」を中心とした小説である。その音楽をアメリカを舞台にして「実験」を行うというものである。 その実験は殺人が起こる「ミステリー」であり、その事件の中で取り巻く3人の人物、その背景には「音楽」があるというものである。 「音楽」のつながりであれば良いのだが、それ以外のつながりはどうなのかと言うと、家族ではあるのだが、「荒廃」と言う言葉がよく似合う […]

共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 本書を見て少し衝撃を受けた。元々アメリカとロシアとで対立しており、ことあるごとに対立の火種になるようなこともあるのだが、本書はむしろ「共謀しているのではないか」と言うことを暴露した一冊である。もっともオバマ政権の時は民主党政権でトランプ政権の時は共和党政権のため変化はあるとは察しがつくのだが、それにしても大きな変化とも言える。本書は日本とロシア、その関係の […]

シリコンバレー式 最高のイノベーション

ダイヤモンド社様より献本御礼。 イノベーションをする事は非常に大切なことである。しかしイノベーションをするにしてもどのように行っていけば良いのか分からない。その分からないイノベーションをするにも「コツ」があったり、実践の仕方があったりする。その仕方や考え方についてシリコンバレー発のノウハウを伝授しているのが本書である。 第1章「イノベーションのカギは多様性と模倣」 イノベーションをするにしても全く […]

こじらせママ 子育てしながらココナッツオイルで年商7億円。

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 「こじらせる」とは、 「1.無理をしたり処置を誤ったりして病状を悪くする。  2.対応を誤り事態をやっかいな状態にする。事を面倒にする」(「広辞苑 第七版」より) とある。両方を意味しているのかどうかすら分からないのだが、どちらかというと1.を意味しているのかも知れない。そのこじらせた現状を打破して、起業と子育てを両立するようなことを行うことができたのか、 […]

人工知能時代に生き残る会社は、ここが違う! リーダーの発想と情熱がデータをチャンスに変える

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 人工知能が跋扈する時代はもう近いかも知れない。しかし跋扈するとは行っても、仕事が完全に無くなるわけではなく、もっとも人工知能の中でそれができないような技術や考え方の持っている人は企業がそれに当たるのかも知れない。その時代の中で、とくに会社の場合は戦略や方針を持っているのだという。そもそもどういうものが人工知能時代で生き抜く糧となるのか、そのことを実際にある […]

プロ野球審判 ジャッジの舞台裏

プロ野球に限らず審判の世界もまた、プロ選手と同じく厳しい。その世界は正確な判定をすることが主であるのだが、もっとも微妙な判定に対しても正確に行わないと、乱闘になったり、選手・監督の抗議を受けたりするようになる。そう言う意味で厳しい世界であるのだが、審判は選手の最も間近な所にいるため、選手の凄さを直に知ることができる側面もある。本書はパ・リーグの審判員として長らく活躍してきた著者が審判から見た選手の […]

世界ナンバーワンの日本の小さな会社

調べるところによると日本には約580万もの会社が存在する。(総務省統計局「日本の統計」第7章 企業活動 より・平成26年現在)よく知られている所からあまり知られていない所、大小・零細関わらず数多く存在している。会社によっては限られた地域で活躍する所もあれば世界を股にかけて活躍している会社も存在する。本書は小さな会社であるのだが「世界ナンバーワン」と誇れるような会社を紹介している。 第1章「ベンチャ […]

歴史はバーで作られる

本書のタイトルを見ると「どうやって歴史を作るの?」と疑問に思ってしまうほどである。そのバーで歴史学者が侃侃諤諤の議論を行うことにより、史実と考察を行っていくことによってつくられるというのだから、本書のタイトルは成り立つという。 本書で取り上げる「歴史」は「マヤ文明」や「源義経」「銅鐸」のことについてである。いずれにしても歴史的な考察で議論を呼んでいるのだが、未だに結論が出ていない要素も数多く存在す […]

これで金持ちになれなければ、 一生貧乏でいるしかない。

あまりにもびっくりするタイトルであるのだが、そもそも稼ぐ、お金持ちになる、成功する願望は規模はどうであれ誰もが持っていることである。しかしそれを達成するためには「目標」や「目的」といったものを定義し、なおかつそれに向けるための心構えや考え方を持つ必要がある。本書はそうなるための思考方法を紹介している。 第1章「自分の現状を認識して、目標を習慣化する思考」 成功するためには目標を設定する必要がある。 […]