図説 日本のメディア

「日本のメディア」にも今となっては多岐にわたるのだが、メインとなっているのは、新聞・雑誌・テレビが中心となっている。さらに新興としてインターネットなどが挙げられる。もちろん広告にしても一種の「メディア」であり、メディアとひとえに言ってもニュースのみならず、マーケティングの一種にもなっている。

そもそも日本における「メディア」とはどのように定義し、なおかつそのメディアをどのようにして利用していくのか、本書は「図説」としてわかりやすく解説している。

第1部「情報の組織的伝達と拡散」
情報の伝達手段としてはいくつも存在しており、新聞やテレビ広告やインターネットもあるのだが、他にも「音楽」もまたメディアであるという。それらにも歴史があり、なおかつメディアとして情報発信や拡散されることがどうなのかについてもそれぞれ図にして表している。

第2部「情報の取得・利用・発信・交換・共有」
いわゆる「メディアリテラシー」が挙げられるのだが、メディアを利用するにあたり、どのようにして取得や利用、さらにはインターネットなどを通じて発信していくことができるのか、それらのことについて取り上げている。技術の進歩によって情報利用についても変化していく。

メディアは技術によって大きく変わっていく。その変わっていく中でメディアはどのようにして得る、あるいは発信していく、利用していくのか、それは変化していく中で受け取り方も変わってくる。その変化のあらましも知ることができ、これからの在り方を考える参考資料となるのが本書と言える。