ボーイミーツガールの極端なもの

恋はバラのようであり、そのバラは美しいほどトゲがある。

もちろん人間関係にも刺々しいものがあり、刺激を加え方によってはケガをしてしまう。本書における恋愛の短編もそのような印象を持ってしまう。しかし本書は「刺々しい」といった言葉の所に「(物理)」と言った表現を加えるが如く、物語の合間に「サボテン」の写真を載せている所が印象的である。そのサボテンもあまり見かけないサボテンであり、珍しいものばかりである。

そのサボテンの魅力に負けることなく、本書の恋愛話も短編9話あるのだが、その9話それぞれの極端な恋愛模様が映し出されている。恋愛音痴の私自身が想像できないようなものもあれば、想像できるようなものまである。とはいえディテールではそれぞれ驚きを隠せないような恋愛模様が映し出されているため、色々な意味で刺激を生むような物語ばかりである。

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