あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
お金持ちになりたいという願望を持つ人はけっこういる。しかしどのようにしてお金持ちになったら良いのか多くは「わからない」と答えるだろう。本書はその「お金持ち」に鳴るために、稼ぐ、増やす、貯めるなど、様々な方法を通して、お金持ちになっていくための「知恵」を30個取り上げている。

第1章「「大金持ち」の知恵袋」
お金持ちになるためには、そのためのマインドや考え方、さらには知恵を持っておく飛鳥がある。本書はあくまで「筋トレ」ということを提示しつつ、お金持ちとしての「マインド」にビルドアップをしていくことを念頭に置きながら知恵を提示している。

第2章「「稼げる人」の知恵袋」
次はお金を得るためには「稼ぐ」ことが不可欠である。もちろん「働く」ことが重要になってくるのだが、「働く」在り方、さらにはビジネスマインドを鍛えること、そして人生そのものを「設計」することに至るまで提示している。

第3章「「貯められる人」の知恵袋」
稼いだお金を使うことは必要なことであるのだが、そのほかにも「貯める」こともまた大切になってくる。「貯める」といっても「使わずに貯める」のではなく「適切に支払い、貯める」ことにある。そのためには「経営」という言葉がキーワードになってくる。

第4章「「増やせる人」の知恵袋」
本書はあくまで「殖やす」ではなく「増やす」という言葉を使っている。前者の場合は投資が中心となるのだが、あえて「増やす」としている背景には消費・貯蓄・投資の3種類を巧みに分けながら管理をしていき、お金を残していくことにある。そのため管理をいかに行うべきか、そのことを提示しているのが本章である。

第5章「「もらえる人」の知恵袋」
成人になると、金融的なリスクはつきものとなる。そのリスクをいかにして口授していくか、そしてそのリスクを享受していく上で「信用」はなくてはならないものとなってくる。その信用をいかにして勝ち得ていくか、そのことを本章でもって提示している。

もっとも私自身も「お金」の勉強や授業は積極的に行った方が良いと思う。学校の勉強でもお金の「増やし方」はもちろんのこと「使い方」を身をもって勉強することによって、お金の良さと怖さが良く分かり、なおかつそのことで「お金持ち」になることもできる。そのようなトレーニングをするための要素と知恵を身につける糧として本書があると言える。