“社風”の正体

会社には会社の分だけの「社風」がある。その社風はどのようにしてつくられるのか、社長であったり、社員であったり、取引先であったりと様々な要因があるのだが、そもそもなぜ「社風」はつくられ、それが文化となっているのか、目に見えないものを明かしている。

第1章「御社には、どんな「文化」がありますか?」
企業には企業なりの「文化」が存在している。その存在する文化が空気を作り、なおかつ社風と成すことができる。そもそもそれは「現場」において作られることが多いのだが、企業文化のあらましなどについて取り上げている。

第2章「成長する企業は、何が違うのか」
文化によっては企業そのものの成長を促すような空気を生むことができる。そもそもそういった社風を作り出すにはどうしたら良いのか、様々なケースを元に分析をしている。

第3章「国際化と国民性、そして企業文化」
文化は日本・海外と展開している会社によって異なってくる。外国人社員の数についてもその社風に少なからず影響を与えている。その影響はいかにして与えているのか、そのメカニズムを追っている。

第4章「京都の会社と名古屋の会社、何が違う?―地域性が生み出す文化」
国じゃなくても地域によっても社風は異なる。その異なる中で名古屋渡橋とを比較している。個性が豊かな京都とモノづくり県として有名な愛知県を比較する所も面白い

第5章「不祥事が生む社風、文化」
縁起でもない章であるのだが、残念ながらこういったネガティブな出来事もまた社風に大きな影響を与えるという。もっとも法令違反であるため、それをいかにして変えていくのかも必要があるのではないだろうか。

第6章「「金融業の世界」は特殊なのか」
もっとも銀行などの金融の世界では他の所と比べても「特殊」の印象が強い。しかしながらどのような特殊性が在るのか、またその「特殊」であることは果たして正しいのか、そのことを検証している。

第7章「未来の企業、未来の文化」
社風を通じて、絶えず変化する企業・業界であるのだが、それはどような未来を目指しているのか、カリスマ企業はまた生まれるのか、そしてITと共に企業文化はどのように変わるのか、その展望を見ているのが本章である。

もっとも「社風」自体は「色々な」要因であってつくられる。そのつくられる社風はどこに向かっているのか、その現状を知ることができる一冊であった。

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