成功を決めるのは才能よりも運

「運も実力のうち」と言う言葉がある。運を持っていても、それを逃さずにつかみに行くことが重要であり、平等にあるチャンスや運をものにすることによって、成功に導くことが出きる要素を持っているためである。その運をいかにしてふれて、なおかつつかみ取っていくか、そしてその運でもって成功して行くにはどうしたらよいのか、そのことについて取り上げているのが本書である。

第1章「成功している人は「運」が見えている」
何かオーラが見えているような表現かもしれないのだが、運はどこに出もある。その「運」と呼ばれる要素はどこにあり、どう見えるのかを取り上げているのだが、神社に行くやオーラと言ったスピリチュアルなところもあるため、あながちオーラが見えると言うのも間違いないのかもしれない。

第2章「成功している人は「運」をつかみに行く」
運はいつ、どこにでもあるのだが、つかみ取るには、チャンスをつかむのと同じようにフットワークを軽くしていく必要がある。ほかにも運を相手に与えることや才能への意識などもまた運をつかみ取ることの要素の一つであるという。

第3章「成功している人は「運がいい」と思い込んでいる」
「思い込み」は危険な要素であるという人もいるかもしれないのだが、思いこむことによって自分自身が運を逃さずに享受し、成功に導くことが出きるといった側面を持っている。本章ではその「思い込み」をすることのメリットを取り上げている。

第4章「成功している人は「運の上げ方」を知っている」
運は浮き沈みがあり、その流れに逆らえないのかというとそうではない。むしろ運を挙げるためには、下がったり、停滞したりしている状況を察知し、そこからいかにして運を挙げていくのかという行動を行っていくことによって、運を上げることができるのだという。

第5章「成功している人は「運」をコントロールしている」
運はコントロールできるという。ではどのようにしてコントロールしていくのか、と言うと、身の回りの習慣、準備、お金の使い方など様々な面でコントロールできるという。

第6章「成功している人は「運」をまわりにまいている」
第2章において、運を相手に与えると書いたのだが、相手に与えrことによって、自分自身の運をつかみ、かつ自分や周囲の雰囲気が良くなるなど、様々な効果を発揮することができる。

成功をするには運も大事な要素である。運はどうしようもないというイメージが持たれるかもしれないのだが、本書はその運は自分でつかみ取ることができ、なおかつコントロールができるという。運をつかみ取り、なおかつ上げ、そして相手へと伝搬していく、そのことが「実力」としての側面として表しているのではないか、と本書を読んでそう思った。