ミステリー 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 本書のタイトルを見ただけでもナンセンスコメディであることがよく分かる。しかしよく考えてみるとなぜ罵倒の言葉の一つに「豆腐の角に頭ぶつけて死ね」と言う言葉は調べてみると、 「「死ね」という罵倒表現を冗談めかして滑稽に述べる言い方。落語に由来す... 2019.07.31 ミステリー書評
書評 昆虫の交尾は、味わい深い…。 本書のタイトルのニュアンスからすると昆虫版のエロ本にも見えてきてしまうのは私だけだろうか。もっともニュアンスについては、 「「昆虫博士」が昆虫交尾博士」になったとたんに、人々のリアクションが変わる。 「え、この人って・・・・・・ヤバい人?... 2019.07.30 書評生物学
書評 2センチの隙間 2センチというとわずかであるのだが、そのわずかな距離には光と闇がある。本書はタイトルにある作品を含めた3作品が収録されているのだが、表題作は「2センチ」の距離の長さを垣間見ることができた。 物理的にはかなり短いように見えるのだが、部屋として... 2019.07.29 書評青春
書評 頭がいい人は脳を「運動」で鍛えている 私自身、筋トレやウォーキング、ストレッチなどは不定期ながら行っている。というのは何もせずにデスクワークばかりやってしまうと集中力が落ち、なおかつ仕事としても成果も落ちてしまうこと、さらには体を動かさないと、体がなまり、感覚としても気持ち悪く... 2019.07.28 書評習慣術
国際 だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人 東南アジアとして最も栄えている国の一つとしてタイ、その首都であるバンコクにて働く日本人がいる。本書で取り上げる日本人たちは日本において、生きづらさ・息苦しさなどを体験し、居場所を求めて渡った方々である。その方々がタイにてコールセンターにて働... 2019.07.27 国際書評
時代 天下一の軽口男 伝統芸能にも必ずといってもいいほど「始祖」が存在する。落語の世界でも江戸落語では鹿野武左衛門がおり、上方では初代露の五郎兵衛や本書の主人公である米沢彦八がいる。上方落語界の草分け的存在であり、いまとなっては上方の落語祭として「彦八まつり」と... 2019.07.26 時代書評
哲学 詭弁論理学 元々本書は今から43年前の1976年に出版された。よくある「論理学」はかなりとっつきにくい部分があるのだが、本書はわかりやすい形式にて書かれているため、ある種の「入門書」として、「論理」を学ぶための「言葉遊び」としての要素があり、とっつきや... 2019.07.25 哲学書評
医学 がんはもう痛くない 私自身がんになったことはないのだが、がんはかかっているときでも、治療している時でも耐え難い苦痛を負うこともあるのだという。しかしながら近年はがん治療の在り方も変わってきており、鎮痛剤のみならず、治療の方法にしても苦しむことなく快方へと向かっ... 2019.07.24 医学書評
医学 大便革命 腐敗から発酵へ 本書の話に入る前に一言言っておきたい。食事中の方は本記事は閲覧しないことをおすすめする。健康にまつわる話であるのだが、タイトルの通り汚い話題がたくさんあるためである。 おそらく今まで見た革命の中で、最も汚い「革命」と言える。しかしながら甘く... 2019.07.23 医学書評
仕事術 自ら人生の舵を取れ! ~Find yourself Lead yourself~ 人生にしても、ビジネスにしてもある種の船乗りと言えるのかもしれない。その中でも人生は自分自身の行く末をコントロールする必要がある。そのためには自分の人生を決める「リーダーシップ」が必要である。本書はそのリーダーシップ教育の必要性と自分で「舵... 2019.07.22 仕事術書評