最高の空港の歩き方

私自身ほとんど年に2回しか空港に行くことがない。その理由は単純で旅行はあまり行くことがなく、年末年始に故郷へ帰省をするだけである。その帰省も年末はかなり混雑である印象があるのだが、その一方で空港ならではの商品が所狭しと並べられており、そこから家族、もしくは知り合いへのお土産を購入するといったことを行うための憩いの場でもある。もっとも空港は買い物をするだけでなく、様々な「愉しみ」がある場でもある。単純に飛行機に乗るためだけの空港ではない、新しい空港の愉しみ方が本書といえる。

第1章「エンタテイメント化する空港」
電車の駅の中でも通称「駅ナカ」と呼ばれるスポットがあり、買い物やグルメスポットになることも少なくない。空港でも例外ではなく、「駅ナカ」ならぬ「ソラナカ」と呼ばれるスポットは数多くあるのだという。冒頭でも述べたように買い物のできるスポットもあれば、グルメを愉しむことができるスポットもある。さらには工場見学や映画、しまいには温泉などもはや空港なのか複合商業施設なのか分からない空港まであるという。

第2章「空港で楽しむ建築、アート、飛行機」
空港の中身ばかりではない。空港の建築や飛行機、さらには空港内で見られるアートまで存在する。それはあたかも一種の美術館のような佇まいを愉しむことができるのもまた空港の一つである。

第3章「空港を進化させる最先端の技術と仕事」
時として空港の中にはまさに最新の技術の塊と言えるようなものなどがある。その多くは海外の空港においてあるのだという。未来のチェックインの方法や駐車ロボット、さらには清掃の技術なども垣間見ることができる。

第4章「プロだけが知っている空港の世界」
空港歩きのプロである著者は、空港同士でサービスはもちろんのこと、利便性の争奪戦を行っているシビアな世界を知っているという。もっとも羽田空港でも数社~十数社、成田空港に至っては数十社がしのぎを削っている。その中でのおもてなしの質はどうなっているのか、本章にて取り上げている。

第5章「民営化で変わる空港のこれから」
実を言うと空港は民営化を進めているのだという。その民営化の中で空港はどのように変わってくるのだろうか、その行く末を見ているのが本章である。

もっとも空港は色々と進化している。私自身も年に2回行く中で自分では想像できないようなスポットが次々と生まれていることに驚いた。それと同時に飛行機に乗るまでの時間がなく、体験できず泣く泣く機上の人になってしまうことが常である。しかし時間があった時にそれぞれの空港の良さを肌で体感できる時間を持ちたいものだと本書を読んで思った。

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