流星のソード 名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介

浅見光彦と天地龍之介の2人が織りなすミステリーであるが、そもそも浅見光彦シリーズは内田康夫氏が長きにわたって作られたシリーズであり、サスペンスドラマにもなったほどである。そのシリーズを内田康夫氏が財団をつくり、これからを担う作家として公認したのがこの「浅見光彦・天地龍之介シリーズ」である。

この2人の織りなすミステリーだが、今回の舞台は北海道小樽市である。北海道でも一二を争う観光都市であるのだが、私自身も大学生の時に4年ほど住んだことがあるためなじみ深い。その小樽の舞台で2人が再開し、そして事件に遭遇する。

謎が謎を呼ぶ事件であるのだが、その殺人事件の舞台となったのは刀工一族。流星刀という刀づくりに携わったのだが、その事件を巡って被害者・加害者との関係性が浮かび上がらなかったのだが、その謎を解くカギが「歴史」にあった。その歴史は流星刀そのもの、さらには刀工一族の歴史そのものだった。小樽の至る所で謎を集めていく中のシーンを見て、自分自身が小樽に住んでいた時のことを思い出しながらも、細やかな推理が見事に映し出されたいた。

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