私よりも若干年下の2人であるのだが、その2人はアウトローで働きながらも、失敗ばかりしてしまい、ついには無一文になってしまう。しかしながら立ち直るために、今度は高齢者を狙ったことを行うのだが、小悪党の浅知恵を働かせても、結局失敗、ついには諭されてしまうようなことになった。
この2人は悪党であり、違法・脱法を行っているのだが、悪党の中にある「良心」が邪魔しているのか、あるいは「悪党」になりきれていないのか分からないのだが、歪んだ人間関係を見た中で悪党になってしまった。
しかしながら失敗しながらもそういったことを繰り返すのは「愛」に欲していたのかもしれない。崖っぷちでありながらも、愛に飢えて、失敗しながらも、それでも行動する男2人を見ると、何とも言えない思いを持ってしまう。そもそも正しい「愛」とはいったい何なのか、考えてしまうほどだった。
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