ライオン・ブルー

青色というと日本における警察官の服がそれを象徴づけている。青色の濃淡はあれど、ほとんどの部分が青色で支配していると言っても過言ではない。

本書の話に戻す。本書は関西のとある地方都市にて働く警官の話になるのだが、その警官の同僚の失踪から物語が始まる。その失踪の謎を追っていく中で、今度はとある家が放火され、その家主が殺されるといった事件に巻き込まれる。接点がないように見えて、実は接点がある2つの事件。実はその真相は地方都市、さらには警官における複雑な事情がその事件を引き起こしたと言うものである。

本格的なミステリー作品であり、警察と地方、そしてそこに住む方々の事情・感情が入り交じり、黒くドロドロとしたような様相を持っている。ダークな側面が強いのだが、そのダークさが本書のミステリーさを引き立たせていると言っても過言ではなかった。

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