東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

説明をすることは仕事によっては多少はあれど行うことがある。もちろん仕事によっては全くと言ってもいいほど説明しない種類もある。しかしながら多かれ少なかれ説明を行う機会がある。その際相手に対して理解できる様な説明されているかというとなかなかできていないことが多い。かくいう私は説明スキルが下手であるため、なかなか理解されず苦しむこともしばしばある。なぜ分かってもらえないのか、そして分かってもらう説明とは何なのか。そこには「型」が存在するという。その「型」はどのようなものかも含めて本書では伝授している。

第1講「なぜ、あなたの説明はわかってもらえないのか?」
そもそも説明とは自分自身が叶えていることを相手に分かってもらうための行動の一つであるのだが、頭の良し悪しと言うよりも、自分にも相手にも分かるのかという自問自答も含まれており、なおかつ自分・相手ともに知識も価値観も違う中で理解を共有するための必要なスキルである一方で、自分も相手も理解させる難しさもある。

第2講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「I」」
そこでわかってもらうための説明方法について「フォーマット(型)」にして表している。ちなみに本書では第2講から第8講までの7つに分けて説明されており、総称して「IKPOLET法」である。最初は「興味をひく(Interest)」ための方法を伝授している。

第3講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「K」」
説明をするには「知識(Knowledge)」が往々にして求められることがある。いかに主観的にわかりやすく説明したとしても、相手が理解でき得る知識が存在しなければ何物にもならない。その知識を保管するためには「プロファイル」が必要になってくる。

第4講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「P」」
説明をするにしても「どのように理解してもらうか」という「目的(Purpose)」がなくてはどのような説明をしたら良いのかわからなくなってしまう。どのような目的で「説明」を行うのか定めておく必要がある。

第5講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「O」」
説明をするにも「順序」が必要であるのだが、その順序の青地図をつくるための「大枠(Outline)」を持つ必要があるのだが、それをもっつためには「俯瞰」がキーワードになる。

第6講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「L」」
説明の大枠ができたら、今度は説明をするためにの「論理性」を持つためにいかにして「つなげる(Link)」べきかを伝授している。論理としても「因果関係」は何なのかや、周辺としての知識をどのように伝えるかも含まれている。

第7講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「E」」
説明の中には「事例(Example)」や「証拠(Evidence)」を示す、あるいは内容をより「具体化(Embodiment)」していくことも大切になる。

第8講「わかってもらう説明の黄金フォーマット「T」」
説明の中に「転移(Transfer)」があるという違和感を覚えるかもしれないが、これは、

「一度学んだことが、そのあとの学びに影響を与えること」(p.190より)

と定義している。説明でいったん理解するだけが全てではなく、その後の学びに影響を与えて、残ることが説明をすることの意味の一つとしてある。

第9講「できる人だけがもっている3つの極意」
最後は基本的な説明フォーマットを持ち、使いこなせた後にプロがどのように説明を行っているのかという「極意」を伝授している。どちらかというと応用編になるため、基本的なスキルを身につけた先に読むと良い。

私のように説明が苦手な人もいる。そういった人たちは「どのように説明をしたら良いのか分からない」と考えてしまう。しかし説明にしても、何が必要なのか、何を気をつけたら良いのかはある程度の「型」がある。とはいえど説明そのものの「型」というよりも、説明方法としての「型」が中心となるため、「型」に当てはめて説明を組み立てていくことによって相手にもわかるようになっていく。

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